ダミやん
「みんな、久しぶりだな!真ポッパーズラウンジの時間だ!」
キング
「待たせたね。今回もはりきっていくよ」
アイス
「今回のゲストはドナさんのじいやさんで、名前はジョルジュさんです」
じいや
「ふぉっふぉっふぉっ、お招きにあがって光栄ですじゃ。なんか1年近く待って
いたような気もしますがのぅ」
ダミやん
「悪いなじいさん。その代わりいっぱい質問に答えてもらうぜ」
キング
「じゃあ、最初のハガキ。・・これは質問とはちょっと違うような気もするけど
『カップリングみたいな名前ですね』」
じいや
「なんの事ですじゃ?」
アイス
「ああ・・、えっと、カップリングというのは人と人との組み合わせ、いわゆる
恋人同士の事なんですが、一部の人は恋人同士の名前をくっつけて
短縮して呼ぶ傾向があるんですよ」
キング
「例えばショルキーとジュディがくっついた場合、「ショルキージュディ」、
略して「ショルジュ」となる訳だ。じいさんの「ジョルジュ」という名前に似ている
という訳だよ」
じいや
「ほほ〜、なるほど。じゃあ仮にワシとアイスさんが恋人同士になった場合は
「ジョルアイ」となる訳じゃな」
アイス
「え、ええ・・。まあそうなんですが・・」
じいや
「ふぉっふぉっふぉっ、そんな嫌そうな顔して心配せんでもええ。ワシは同性を
恋人にしたいとは思わんし、第一、男同士のカップルなどあるわけないじゃろう」
アイス
「いや、そうでもないんですけどね・・・」
ダミやん
「よっしゃ!次の質問いくぜ!『ドナはよくダミやんのコンサートに行っているみたいだけど
じいやも一緒についていってるんですか?』」
じいや
「バンドのお友達と行くときもありますが、そうでない時はワシも一緒に行っております。何せ
お嬢様はひとりぼっちがお嫌いな方ですからの」
キング
「優しいな。じゃあこの質問、『ドナはダミやんグッズ集めが趣味だけど、じいやさんが買って
あげてるのですか?』」
じいや
「コンサート会場で売っているグッズは一緒に行ったとき、ワシが買っております。あのグッズ
売場はいつも人だかりで、押し合いしてますからの。そんな危ない場所にお嬢様を行かせる
わけにはいかないのでワシが買いに行ってます」
アイス
「どんな時でもドナさんの身を心配しているなんて、良い執事さんですね」
じいや
「ふぉっふぉっふぉっ。しかし正直、グッズを買うときは疲れますわい。隙あらば、ワシの取った
グッズを横取りする人もいますからの。この前の数量限定で売られていた、「キスマーク付き
ダミやんブロマイド写真」はほんとにみんな奪い合いで、買うのに苦労しましたですじゃ」
ダミやん
「ガハハハ!あれは随分人気あったらしいからな」
アイス
(なんでみんなそんなの欲しがるんだろう・・・)
キング
「じゃあ次の質問、『ドナ以外のポップンパーティ参加者で誰か気になる人はいますか?』」
じいや
「そうですな。ホセという人はワシと年齢が近いほうですが、ワシはあそこまでジジイじゃ
ないですしの」
アイス
「あわわ・・、い、いまの所カットできますか?、で、ではこの質問、『ドナのダミやん好きに対して気苦労が
絶えませんと言ってましたが、ドナのことを実際にはどう思ってるんですか?』」
じいや
「お嬢様は本当にかわいいお子じゃよ。気苦労が絶えないと言ったのも愛情の裏返し。
ワシはお嬢様が生まれた日からお嬢様のお世話をしてきたんじゃ。目に入れても痛くない
くらいじゃよ。ただ、見ての通り元気なお方じゃから、もう少し側にいてやらないと心配と
いったところかのぅ」
アイス
「なるほど。じゃあじいやさんにとってはドナさんはまだまだ子供といったところですか」
じいや
「ふぉっふぉっふぉっ。確かに精神的にはまだ幼い部分もありますが、体のほうはもう大人じゃよ」
アイス
「・・そうですか?」
じいや
「ふぉふぉ、その目は疑ってますな。最近の子供は食べ物が良いせいか、発育がいいんじゃ。
ワシはお嬢様の身の回りの世話をしているからよく分かる。そうじゃ、ここに以前、お嬢様と
温泉に行って露天風呂に入った時の写真がある。これを見ればわかりますぞ」
アイス
「えっ?で、でも」
じいや
「見たいんじゃろう?」
アイス
「・・・」
じいや
「我慢せんでもいい。まだお若いしの」
アイス
「は、はい」
じいや
「ほら、これじゃ」