真・POPPER'S★LOUNGE
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アイス
「こんにちは。真・ポッパーズラウンジの時間です。今回の
ゲストはペンネーム『進くんファイト』さんからのリクエストで
神風トオルさんのフィアンセ、さっちんさんです」
さっちん
「こんにちは〜」
キング
「ハハ。今回もまたビューティフルなゲストだね」
アイス
「それでは早速質問です。『本名はなんですか？』」
さっちん
「さおりです。神風さおりといいます」
アイス
「え？”神風”？」
さっちん
「だって・・、どうせもうすぐこの名字になるんですもの☆・・・って、
キャー！もう、なに言わせるんですかぁ♪」（バシッ！）
アイス
「いたたた・・・。そこまで聞いてないですよ」
ダミやん
「ガハハハ。お熱いねぇ。じゃ、次の質問な？『トオルと知り
合ったきっかけや、好きになった訳を教えてください』」
さっちん
「トオルと知り合ったのは小学３年くらいの頃です。私はよく
クラスメイトの男子にいじめられていたんですけど、その時トオル
がギャンブラーZに乗りこんで、いじめっ子達をやっつけて
くれたんです」
キング
「その頃からギャンブラーZのパイロットだったんだねぇ。彼は」
さっちん
「でもほら、子供の喧嘩って手加減を知らないでしょ？
トオルったらムキになっちゃって、いじめっ子全員、全治三ヶ月の
病院送りにしちゃったんです」
アイス
「そ、それって『喧嘩』ってレベルじゃないと思うんですけど・・」
さっちん
「そんな事しちゃったからトオルには実は補導歴があるんです。
正義の味方が補導だなんてかっこ悪いし、私、それですごく気に
してたんですけど、トオルったら『君を助けるために付いた補導なら
俺にとっては名誉の勲章だ』、なんて言ってくれちゃって。それで
もうすっかり彼に惚れてしまったんです☆・・・・ってキャーッ！
もう、恥ずかしッ♪」（バシィ！！）
アイス
「いたたた・・。い、いちいち叩かないでくださいよ」
キング
「ハハハ。恥ずかしがる事ないさ。とてもドラマチックで素敵な
エピソードだったよ。じゃ、次の質問いくよ。『ワルドックに
捕まっていたみたいでしたが大丈夫でしたか？』」
さっちん
「ええ。最初は恐かったですけどワルドックが『お前は大事な
人質だ』と言って帝国ホテルのVIPルームに入れてくれたんです。
監視役の一つ目のロボットさんもいましたけど私が『本が見たい』
って言ったらいろんな雑誌を買ってきてくれたし、『美味しい
ものが食べたい』って言ったら色々な料理を注文してくれたし、
待遇はけっこうよかったです」
キング
「へー、俺も殆ど泊まった事の無い、あの豪華ホテルに。いいいねぇ」
さっちん
「で、あの一つ目ロボットさん、なんでも言うことを聞いてくれた
ので『ここから逃げ出したい』って言ったら本当に逃がしてくれ
ました」
ダミやん
「気前のいい奴じゃねぇか」
さっちん
「でも、それでワルドックの怒りを買っちゃったみたいで、
その後スクラップにされてしまったみたいです」
アイス
「（だから『２』の時に姿が見えなかったのか・・・）」
キング
「今日はどうもありがとうレディ！・・・おや？今回はカミカゼが
迎えにきているみたいだよ」
トオル
「さっちーん！」
さっちん
「あ、トオル〜♪」
トオル
「さっちん、映画のチケットが手に入ったんだ。西映アニメ劇場の
３本立てのやつさ。一緒に観にいこうぜ！」
さっちん
「うん、トオル♪それじゃ皆さん、今日はありがとうございました」
アイス
「はぁ。本当にラブラブだな」
ドナ
「ダミやん様ーvv仕事終わったー？」
マコ
「お疲れ様です〜。キングさん☆ミ」
アイス
「あっ・・」
ダミやん
「おう、終わったぜ。飯、食いにいく約束だったな。じゃ行くか」
キング
「待たせたね、ベイビー。今から行けば浜辺の星空はよく見える
はずだよ」
ダミやん・キング
『それじゃアイス、お先に〜』
アイス
「な、なんなんだろ。この空しさは・・」
bacK