「マユミさん」


ニャミ
「ねぇねぇ。マユミさんって飛行機が苦手なんだって?」

マユミ
「はい。あんな恐ろしいもの、とても乗れませんわ」

ニャミ
「じゃあ、ポップンパーティ会場である東京までどうやって来たの?」

マユミ
「泳いできたんです」

ニャミ
「ふーん・・・・って、泳いで!?」

マユミ
「大丈夫。こう見えても私、泳ぎは得意なんですよ。うふふ」

ニャミ
「と、得意だからって、アンタ・・・」


「純真」


シンゴ
「なぁジュン。俺達いつになったらメジャーデビューできるのかな?」

ジュン
「さぁな」

シンゴ
「やっぱり『純真』じゃ、まだインパクト足りないのかなぁ。
・・・そうだ。今度は逆にして『真珠』なんてどうだ?よーし!
明日から『真珠』って名前にしようぜ!」

ジュン
「・・・・」

ーー次の日ーー

シンゴ
「おーいジュン。・・どこ行ったんだ。・・あれ?置き手紙・・?」


もうあんたとはやっとれんわ。
                   ジュン


シンゴ
「ジュン・・・。そんなに嫌だったのか・・・」


「ホームシック王子様」


ヘンリー
「僕の名前はヘンリー。よろしくお願いします」

エル
「あら、ちょうど良かったわ。前から一度、王子様を描いて
みたいと思っていたのよ。ねぇ、あなた。私の絵のモデルに
なてくれない?」

ココ
「あなた王族なんですってね。じゃあ宝石類いっぱい持って
いそうねぇ・・。フフフ」

エル
「ちょっと姉さん!横から割り込まないでよ!私が先に声を
掛けてるのよ!」

ココ
「何よ!あんたこそいつまでも下手くそな絵を描いてるんじゃ
ないわよ!」

エル
「なんですって!?」

シャメル
「やめなさい!二人とも!!」

エル・ココ
『はっ、ね、姉さん・・』

シャメル
「彼、おびえてるじゃないの!さぁ、早くあっちに行きなさい!」

エル・ココ
『はーい・・・』

ヘンリー
「ど、どうもありがとうございます」

シャメル
「フフフフ」

ヘンリー
「え?」

シャメル
「可愛い坊やねぇ・・。是非とも私の手でメチャメチャにして
あげたいわ・・。ウフフフフフフ」

ヘンリー
「ううう・・。家に帰りたいよぅ・・」


「いい人光線銃」


サイバー
「パルー。キャッチボールやろうぜ」

パル
「よーし、やるウパ!」

ーーーーーーーーーーーーー

パル
「それ!いくウパ!」

サイバー
「わっ!どこ投げてんだよ!」

ガシャーン!

サイバー
「うわ!やべぇ。割っちまった。しかもあそこはカミナリおやじ
の家だぞ!」

おやじ
「こらぁ!誰じゃあ!」

サイバー
「どーすんだよ、パル!」

パル
「だ、大丈夫ウパ!こんな時こそいい人光線銃ウパ!」

サイバー
「そ、そうか。よーし、いい人光線銃ー!」

ビビビビビビビ・・・

おやじ
「はっはっはっ。おイタしちゃいけないよ。君たち〜。あの
ガラスは高いやつなんだから。弁償代として2万円、耳を
揃えて払ってね〜。払えなかった場合はゲンコツ100発
食らわせちゃうからね〜♪」

サイバー
「パル〜!全然、状況変わらないじゃないか〜!」

パル
「す、すまないパル・・」


「心の成長」


ポエット
「天使は心が成長すると体も一緒に成長するんですー」

リエちゃん
「心の成長って、何を学んだの?」

ポエット
「えっとー、子供の作り方とか〜、男の人を喜ばせるテクニック
とか〜、上手な指の使い方なんかを教えてもらったんですー」

リエちゃん
「あ、あのねぇ・・。耳年増は心の成長とは言わないのよ・・」


「カラオケ」


おコンちゃん
「タローちゃん、次はあなたが歌う番よ」

タロウ
「うーん、何を歌おうかなぁ・・。よーし、これにしようかな」

おコンちゃん
「なに?それ」

タロウ
「『びーとまにあ』っていうゲームの人気曲でさ、ちょっと大人
な雰囲気の歌なんだ」

おコンちゃん
「すっごーい!タローちゃん、いつもアニメソングばかりだった
から、そんな歌も歌えるなんて意外ー!」

タロウ
「はは、まあね。じゃ歌うよ。曲名は『More Deep』」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

タロウ
「・・で、歌ったらおコンちゃん、急にオイラにビンタ
食らわせて・・。嫌われちゃたよ。うっうっ・・」

レオくん
「そりゃ、そうだろう・・・」


「新衣装」


ユーリ
「フッ・・よもや再びポップンパーティに参加することになる
とはな。新しい衣装を用意しておいて正解だったな」

アッシュ
「ユーリ!ずるいッス!自分ばっかり!俺も新しい衣装が
欲しいッス!」

ユーリ
「・・仕方のない奴だな。おい、いぬ千代」

いぬ千代
「はふ?」

ユーリ
「お前のポップンステージ用の衣装をアッシュに貸してやれ」

アッシュ
「そんなの嫌ッス!」

ユーリ
「心配するな。サイズはちゃんとお前に合うやつを用意して
もらってやる」

アッシュ
「そういう問題じゃないッス!!」


「逃亡者 P-1」


マリィ
「ねぇ、あんたとP-2って規格違いで廃棄処理されそうに
なったんだって?」

P-1
「ハイ、ですからわてとP-2はその工場から逃げ出してきたんです」

マリィ
「あ、そうだったの?」

P-1
「ハイ。なので今でも追っ手がきてわてらを・・・ハッ!!」

マリィ
「・・どうしたの?」

P-1
「き、来た・・!追っ手が!ヤツが・・・!」

マリィ
「追っ手って・・?」

アッシュ
「君をこーわしたーいー・・・」

P-1
「あわわわ・・は、早く逃げなければ・・・あっ!!」

マリィ
「な、何?」

プリティ
「そんなの全部こ〜わし〜たい〜・・・」

P-1
「し、しまったぁ!挟まれたぁ!!」

アッシュ
「こーわーしたーい」

プリティ
「こ〜わし〜たい〜」

P-1
「く、くそ!わてはお前らに壊されるくらいなら自爆の道を選ぶ!」

マリィ
「えっ!?」

P-1
「スイッチオン!!」

マリィ
「ちょっとぉ!!私は関係な


ズガァァン・・・・・


ジュディ
「・・ねぇ、アヤ。今、なんか爆発音が聞こえなかった?」

アヤ
「さぁ。どっかで花火でもやってんじゃないの?」

ジュディ
「そうなのかな・・。ま、いっか」


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