ポエット
「ううう、どこにいっちゃったんだろ・・」

マユミ
「あら、どうしたの?なにか捜し物?」

ポエット
「あっ、実は私の大切なラッパを落としてしまって・・。
この辺にあると思うんだけど・・。知らないですか?」

マユミ
「まぁ、ひょっとしてこれの事かしら?」

ポエット
「あ!そ、それ!」

マユミ
「そこの川辺の付近に落ちてたから私が拾っておいたのよ。
そう、あなたの物だったのね」

ポエット
「そ、そうなんです!」

マユミ
「じゃ、返してあげる。はい、どうぞ。もう落としちゃ駄目よ」

ポエット
「うん!ありがとう、おばさん!」

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ヘンリー
「あ、あの・・」

マユミ
「あら、どうしたの?ヘンリーくん」

ヘンリー
「この辺でポエット見ませんでした?落としたラッパを探しに
行く、っていったきり全然戻ってこないんです・・」

マユミ
「さぁ、知らないわ」

ヘンリー
「そ、そうですか。・・・あの、ところでマユミさん」

マユミ
「なぁに?」

ヘンリー
「そんな大きいシャベルで地面に土をかけて・・何を埋めて
いるんですか?」

マユミ
「ちょっと生ゴミをね。そうだ、あなたも少し手伝ってくれない?」

ヘンリー
「え?あ、はい」

マユミ
「・・・うふふ。これであなたも共犯者・・・」

ヘンリー
「??」


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