ユーリ
「アッシュ、やはり考えは変わらないのか」
アッシュ
「変わらないッス」
ユーリ
「・・そうか。Deuilからお前が抜けるのは確かに辛い。しかし、お前が
調理師免許を取りたいという夢があるのなら、それを止める権利は
私にはない」
アッシュ
「ユーリ・・、世話になったッス」
ユーリ
「私もな。じゃあ頑張れよ。これから試験に行くんだな？」
アッシュ
「そうッス。それじゃ・・、行くッス」
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調理師免許資格試験会場
アッシュ
（・・よし、ペーパー試験のほうは手応えあったッス。次は実技試験ッス）
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アッシュ
「受験者番号３３番のアッシュッス！・・い、いえ、アッシュです！よろしくお願いします！」
試験官
「うむ、では早速君の作った料理を食べさせてもらおうか」
アッシュ
「はい。これッス！・・こ、これです！」
試験官
「・・ほほう、なかなか綺麗な盛りつけだ。どれ・・うむ、味も良い。素晴らしい料理だ」
アッシュ
「ほ、本当ですか！？それじゃ・・」
試験官
「・・・だが、君は不合格だ」
アッシュ
「え！？そ、そんな。どうして・・・！？」
試験官
「だって君は犬だろう。犬が厨房に入るなどという不衛生な事を許す料理屋がどこにある？
君を雇ってくれる店などどこにもありはしないよ。だから調理師になるなんて夢はあきらめなさい」
アッシュ
「そ、そんな・・・・・・・・・・」
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ユーリ城
スマイル
「アッシュ、今頃試験受けてるのかなぁ」
ユーリ
「多分な。だがあいつの事だ。きっとうまくいっているだろう」
スマイル
「そうだね〜」